自然観察路コンクールとは?

自然をみるチカラを養い、住んでる街のことも学べる!

1984年からはじまった『わたしの自然観察路コンクール』は、子どもたちが自然の面白さを発見し、自然観察路を自分でつくり、絵地図と文章にして発信する コンクールです。 観察ではたくさんの不思議が見つかります。それを調べたり、周りの人と相談したりするうちに、ワクワク・ドキドキする気持ちがどんどん生まれてくるでしょう。 その気持ちをぎゅっと自然観察路に詰め込んで、ぜひコンクールを通じて多くの人に紹介してください!
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募集要項
応募用紙ダウンロード

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小学生の部
池から海まで生きものかんさつマップ
尾道市立三幸小学校
小学校2年生 (広島県)
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中学生の部
思い出の希望の森公園
福島大学附属中学校
中学校2年生 (福島県)
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高校生の部
わたしの思い出さんぽ道
愛知県立岡崎高等学校
高校2年生 (愛知県)
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過去の受賞者コメント

わたしは第21回のコンクールで、いつも散歩していた近くの川のマップを作り、賞をいただきました。自然の中を歩くのも絵を描くのも好きだったので楽しい作業でした。
見慣れた道でも、自然観察路マップを作ろうと思うと、何を紹介しよう、この景色もきれいだ、鳥や植物だけでなく虫も入れられたらいいな、などと考えて歩くので、いつもは気づかない生物や風景にも立ち止まることができました。
よい観察路マップを作る秘訣は、観察路をよく知ることだと思います。よく行く好きな場所を選んで、違う時間帯や違う天気の日に、同じ道を何回も歩いてみることです。違う生き物に出会えたり、新しい発見があったりするかもしれません。
 また、画用紙と鉛筆、できれば何か色をつける道具も持って出かけ、その場で生き物や周りの様子をスケッチするとよいです。鳥などはすぐ飛んでしまうかもしれませんが、見たその瞬間に、形やポーズ、色などの記憶を紙に描いておくことは重要です。分からなかったところは、あとから図鑑などで調べられます。でも一番大切なのは、実際に散歩道で見た様子をその印象のままにマップに描きこむことだと思います。

私は毎朝、学校へ行く前にバード・ウォッチングをしています。「鳥なんか見て、何がおもしろいの?」とよく聞かれますが、「エラそうな態度で、スズメに変なダンスを見せるジョウビタキ」「鏡にうつった自分をライバルと思い込み、鏡に何度も体当たりするハクセキレイ」「メスの前でくり返し頭を下げて、必死にお願いするモズのオス」…おもしろいことは毎日たくさんあり、数え切れません。
続けて観察していると、もっと興味深い場面に出会います。コチドリ夫婦が卵を産んだのは、なんと駐車場の地面。車や人に踏まれ、カラスに食べられ…たった3ヶ月の間に7回も卵を産みなおし、まさに七転び八起き!!ヒナが生まれてからも毎日ハラハラしましたが、ついに、ヒナ1羽が南へ渡ったときは、「来年の春、きっと帰ってきてね」と祈らずにはいられませんでした。
 海岸で釣り糸にからまったシロチドリを助けたこともあります。手に持って感じた小さな鳥の体温のあたたかさ、ドキドキする鳥の心臓の鼓動、そして命を助けた喜びは、今でも忘れられません。
みなさんも、身近な自然を見つめてみませんか。ホンモノの生きた自然が、発見や感動をくれる楽しさを、たくさんの人に感じてほしいと思います。

私は小学3年生の夏休みに、自由研究として福島県で農業を営んでいる祖父母の家の周りの自然を題材に「散歩道」作りに取り組み、環境大臣賞をいただくことができました。コンクールに応募した理由は、自然と触れ合うことが何より好きで、この愛する自然を他の人に自慢したかったからでしたが、私が作った「散歩道」を見て祖父母は「当たり前と思って生活してきたけれど、こんなに恵まれた環境だったなんて」と驚き、またとても喜んでくれました。私自身も「散歩道」に取り組んだことにより、生き物や植物についてより詳しい知識が身につき、またたくさんの発見がありました。その祖父母が「当たり前」と思ってきた自慢すべき自然環境と生活は、三年前に起こった東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故によって一変してしまいました。私たち人間は自然のほんの一部です。決して自然の秩序を乱したり壊したりしてはいけないのに、人間が快適な暮らしを求めるあまり地球温暖化・PM2.5など様々な問題を産み、地球本来の環境を壊し続けています。今後ますます深刻化していくでしょう。私たち若い世代は、このかけがえのない自然環境に今まで以上に興味関心を持ち、その一部として共存し守っていかなければなりません。その第一歩として、まずは自分が遊びに行っている公園や自分の庭など身近な自然環境を観察することから始めてみてはいかがでしょうか。きっと新たな出会いや発見が待っているはずです。そのひとつひとつは小さいものでも、やがて未来に繋がる何かとなるはずです。

主催者コメント

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このウェブサイトは、1984年に始まった「わたしの自然観察路コンクール」の30周年を記念して、2014年に作成しました。